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JR貨物の貨物電車


タイトルに違和感を持たない人がいるかもしれませんが、貨物電車です。

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長い間、”貨物は機関車牽引”との考え方が常識でしたし、これからもそうだと信じて疑わなかった人もいるかと思います。しかし2002年、そんな常識を打破する車両がJR貨物(以下JFR)から現れました。

それが「M250系」です。愛称にして「スーパーレールカーゴ」。”M250系”ではピンと来ない人も、愛称はどこかで聞いたことがあるかと思います。

そして日本国内はもちろん、今まで世界中のどこを見ても貨物電車というものはここ以外にはありません。

その車両は16両編成と、今までの日本の電車の中では一番長くなっています。ただ貨物のなかでは短めなようです。
そして動力車(M車)は両端の4両となっていて、JR東日本の215系とほぼ同じような感じのようです。16両編成のくせに動力者が4両しかないのでMT比も4M14Tとすさまじいことになっています。
当然貨物のメインは14両もある付随車(T車)のところになりますが、動力車部分にもコンテナを乗せます。

で、動力を分散したので、最高速度は旅客列車の速いほうの特急とおなじ130km/hで、カーブ区間も機関車牽引より速いスピードで通過できるようになりました。

そして現在は佐川急便の専用列車として東京貨物ターミナル〜安治川口(大阪)を結んでいます。

ところで、スーパーレールカーゴは最高速度130km/hで東海道本線を6時間12〜3分で結んでいます。これは、東海道新幹線開業前に走っていた電車特急「こだま」よりも速いわけで、東海道本線史上でもっとも速い車両となっています。日本の大動脈のNO.1が、線路を”使わせてもらっている”立場の貨物列車だとは・・・。
もっとも、東海道の旅客の主役は新幹線になっていて、全線を通す特急列車が走らなくなっている東海道本線ですが。

ちなみに

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新幹線や寝台電車などの世界に先駆けた車両を多く輩出してきた鉄道王国日本ですが、とうとう貨物部門でも世界初を生み出しました。全国に普及した自動車の影響で、鉄道による貨物輸送が減少しています。しかし、二酸化炭素の排出量が自動車よりはるかに低い鉄道は、環境の観点から見ても注目すべきなわけで、そのような状況の中で誕生したスーパーレールカーゴは、今後の普及や発展が望まれるところです。

・・・とは書きましたが、この車両は”M250系”と、3桁目に直流専用電車を表す””があるとおり、直流専用電車です。なので今後量産としても東北地方や九州地方といった交流区間には入れないので、全国的に普及することはないでしょう。

なので、今後は交直流や3電流の貨物電車を作れるようになるなどの更なる研究などをする必要があるでしょう。環境問題上、これ以上トラックにだけ頼っていくのはよくないですし。

・・・参考画像を手に入れることが困難なので、こちらにリンクを張っときます。(外部リンク)


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一言コラム:貨物=鉄道の時代の再来は近い

"旅始駅〜鉄道旅行のターミナル〜"was written by 209-0