Shikoku Railway Company
基本データ
■所有路線
・幹線系線区 路線 618.3km
・地方交通線 路線 236.9km
■所有車両
・国鉄からの継承車両
特急・急行用:キハ65系 キハ57系 キハ58系 キハ65系 キハ185系 12系
一般用:113系 121系 キハ32系 キハ40系 キハ54系 キハ185系3000番台(特急車改造にて)
・JR四国新造車両
特急・急行用:8000系 2000系
一般用:5000系 6000系 7000系 1000型
■コーポレートカラー
●水色(みずいろ)
■概念・特徴 苦しくてもフリーパス
四国旅客鉄道(JR四国)とは、四国全域のJR線と本四備讃線を運営する旅客会社です。
断っておきますが、私はJR四国製造車両はおろか、JR四国という会社すらこの目で一度も見たことがありません。その上で紹介しますのでご了承ください。
もともと四国というところはほかの地域に比べると人口も少なめで、JR各社で唯一管轄内に政令指定都市をもたないというところで、経営が苦しいといわれるJR三島の中でも苦しい状態にあります。
国鉄時代から電化区間も少なく、ほぼ全線でローカルの雰囲気が漂う感じがぬぐえませんが、本四備讃線、つまり瀬戸大橋線が開通してからは本州との連絡も活発になり、快速「マリンライナー」もあってか活況をみせて・・・いるのかな?というほどのイメージがあります。
それはさておき、JR四国は全線に占める山岳路線の割合が多く、それゆえ特急型車両は国鉄型のキハ185系を使っている高徳線の「うずしお」の一部、徳島線の「剣山」、牟岐線の「むろと」以外のJR四国の特急はすべて制御式振り子車両を使っているという意外と豪華な事になっています。
特に2000系は気動車ながら世界で初めて制御式振り子機能を採用したというすばらしい車両です。
ところで、この会社が製造した車両の形式は2000系や8000系のように、国鉄からの形式名の流れを捨てて独自の形式をつけています。なんだか私鉄みたいですが、なんだかワケが分からなくなってきてますね。特急車と一般車の区別もつかないし、電車と気動車の区別もつかないし・・・。
この会社はJRでは唯一、ロゴマークの「鉄」の字に正規な漢字を使っています。ほかのJR各社は「鉄」の字を「金偏に矢」という特殊な字を使っていますが、正規な漢字を使っているのはこのJR四国だけです。
■いいところ
実はこの会社、圧倒的な数のフリーパスを発売しているのです(JR四国のフリーパス)。
その数は「18きっぷ」や「フルムーン夫婦パス」などのJR全線フリーパスを除いてもなんと13種類。しかもそのうち約半分の7種類がJR四国全線乗り放題という数です。
もちろん数ではJR三島の中ではダントツのトップ。本州三社でも、特にJR東日本のフリーパスの中でも、同じくJR全線フリーパス以外の全線乗り放題パスは3つぐらいだけ。すごい数だということがお分かりいただけたと思います。
あとは本四備讃線ですね。あれだけ長い橋なのですから、眺めがいいのかなぁ〜?。でも聞くところによると、高速道路の下を通るということで、支柱などで景色がぜんぜん見えないそうですが、それでも長橋から見る景色はほかでは味わえないのではないでしょうか。
■悪いところ
フリーパスをたくさん出しているJR四国ですが、やっぱり経営が苦しいのです。それゆえ車両も改造が多かったり、他のJR会社のお古があったりします。
また、割合としては非電化区間が多くなっています。これをどう見るかは読者の判断にまかせます(無責任で申し訳ない)。
■自慢列車
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2000系 先に言っておきますが、この車両は気動車です。 |
8000系 先に行っておきますが、この車両は電車です。 |
5000系 この車両は、瀬戸大橋線を走る快速「マリンライナー」として登場しました。 |
説明の内容が今ひとつですが、私がいつか乗りに行ったらもっとマシな文になると思いますので、それまでの辛抱ということで。フリーきっぷが多いので乗りに行きやすいとは思うのですが。
一言コラム:旧マリンライナー(213系)の先頭G車(銅製)だけは211系だった。 |
"旅始駅〜鉄道旅行のターミナル〜"was written by 209-0