0403E みちのく一人旅04’東北、羽越線の旅

今回の旅列車[0403E]は
1日目の [その1] [その2] と、2日目の [その3]
に停車いたします。

04年3月24日

11,羽越線

今日は朝7時の列車に乗ります。もうお決まりの701系。右に日本海を見ながら進みます。水平線の端から端を見渡すと弧を描いて見えるのは地球が丸い証拠。そのまま酒田まで行きます。

酒田からはなぜか電化区間なのに気動車のキハ47系(なんでここで気動車なんだろ)。ボックス席を占領して乗ります。速くはないけどいい景色なのでむしろのんびりいきたいところ。この辺は内陸部です。穀倉地帯らしく、田んぼが広がって遠くに道路や町が見えます。

そのうち海側に出ました。日本海がとてもきれいです。さすがにこの辺は701系みたいな新型車両ではだめですね。

そして村上で白新線直通の新潟行きに乗ります。ここで今回初の非VVVF&オールロング電車の115系(抵抗器制御)。やっぱりさっきのキハ47系よりは速いけど、どういうわけかよくゆれます。(車両が悪いのか線路が悪いのか・・・)車掌は女性でした(最近こんなとこまで増えてんな)

 

12.白新線と新潟

新発田に着いた時に、羽越線を完乗して新津経由で新潟に出るか、それともこのまま白新線経由で新潟に出るか迷いましたが、結局そのまま直通列車に乗って白新線に入りました。

で、白新線は今や新潟〜庄内・秋田へのメインルートで、日本海縦貫線に入っている・・・のかどうかは分かりませんが、立派な複線でした。分岐点で別れた羽越線は単線でした。

内陸を走ります。発展中の駅前や新興住宅、固まった家々を見ると、県庁所在地新潟が近いのが分かります。この辺はまだまだ発展しそうですね。

やがて新幹線らしき高架や、広大な車両区の横を通るようになり、車内がざわつき始め、そして新潟に着きました。

 

13.信越線と上越線

とうとうここまできました。新潟で信越線快速「くびき野2号」にのり、長岡まで行きます。今回初の快速です。しかも特急用車両の485系が使われており、座席がリクライニングするからかなり楽です(お得な列車だ)

長岡からは上越線普通水上行きに乗ります。これも115系。このあたりはだいぶ雪が残ってます。白い山に囲まれ、さっきの日本海とはまた違った、いい景色です。沿線にはスキー場がたくさんありました。

特に上越国際スキー場前では、駅自体は本当に何もないのですが、駅前にはお店が立ち、そして驚くのはなんと目の前にでかいスキー場がそびえ立ってたことです。

石打は、上野直通の特急が臨時で入ることがあるのでホームの長さが長くなっているところがありました。こんなとこまでくるのか・・・

そして清水トンネルに近くなる頃にはすっかり寒くなってきました。清水トンネルは、トンネルの中でループしているので金属がきしむ音がうるさく、そのうえトンネルの中なので音が響き、結構厳しかったです。で、古いトンネルとはいえ、やはり長いトンネルでした。有名な湯檜曽や土合などの駅では、急に単線になった感じがして、その上、山の中の駅なのでけっこうさびしそうでした。そしてトンネルを過ぎると水上に着きました。

 

13、お久な関東 

水上で待っていた電車は115系の湘南色でした。狭い階段をたくさんの人が使っていて、大丈夫かな?なんて思ったりもしながら乗り換えます。この駅では久しぶりの発車メロディが流れました。東京と同じ奴というのもあって、「関東に帰ってきたなぁ」と思えました。

そして新前橋で通勤快速に乗り換えます。こんどは乗りなれた211系です。ドアが自動になり、とうとう首都近郊に来たなと感じました。さぁラストスパートです。高崎からまだ未完乗の八高線に乗ろうか、と思いましたが、もう暗いのでまっすぐ帰ることにしました。
とうとう高崎線という聞きなれた線に入りました。そして大宮で乗り換え、旅の終わりを感じながら宇都宮線で帰宅しました。行きのホームと同じホームに戻ってきました。END


今回もご利用いただきましてありがとうございます。お忘れ物の無いようご注意ください。終点です。

折り返し 1日目その1 に戻ります。

2日目・・・[その3]

1日目・・・[その1] [その2]


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