寝台特急「あけぼの」　秋田にて

お世話になる「あけぼの」　大宮にて

ゴロンとシート　「あけぼの」車内にて

さて、今回すべてのローカル線に乗りましたが、ラストスパートの前にもうひとつの列車である奥羽線701系にのります。今回東北最後の普通列車ですが、乗る前からもう701系だということが分かるのって・・・

車内は数人の学生が話しているほかは静かです。

で、地方の車内広告というのはかなり少なめなのですが、その少ない中に警察官募集の広告がありました。
（なんかの募集のやつか・・・なになに、埼玉県警のやつかぁ・・・警察もこんな広こ・・・・・・ちょっとまって！埼玉県警！？マジ！？秋田で！？）
それはなんと地元の埼玉県警の広告でした。秋田でこの広告を見て警察官になりたがる人は、きっと埼玉に来たらいろんな意味で困惑してしまうのではないでしょうか？

夜なので特に見るものもないのですが、寝たところで次の列車は寝台特急「あけぼの」なのですから意味がないし・・・
しかし、２時間も乗っていると、見る制服の種類も３種類と多くなってきます。カップルなんかもいましたし。

秋田に近くなってから急に雨が強くなったようです。

そして秋田に到着。駅のデパートの飲食店でカツ丼を食べます。このときメニューには秋田名物「きりたんぽ」もあったんですが、１２００円と高額だったのでやめました。

で、カツ丼をおいしくいただいた後にとうとうホームへ向かいます。静寂のホームに到着のアナウンスが鳴り、今回の東北最後の列車「あけぼの」は2分遅れで入線してきました。

早速乗り込みます。「ゴロンとシート」とはいえ、形は寝台です。ああ、何年ぶりに寝台に乗るんだろう。
寝台不況の時代ですが、ゴロンとシートはかなりの乗車率でした。

昼の羽越線は景色のいい線として有名ですが、夜は何も見えません。夜はブルーとレイン街道なのは有名です。

遊佐の前の吹浦で「トワイライトエクスプレス」が停車していました。

とりあえず私は酒田まで起きていました。

朝、起きたらすでに熊谷を過ぎて吹上まで来ているようでした。

まだ到着まで少し時間があったので軽く身支度を済ませ、流れ行く車窓と寝台利用の余剰に浸っていました。

大宮到着前に完全に身支度を済ませ、6：31大宮到着。

周遊きっぷは大宮までなので、いったん改札を出て、定期券で蓮田まで行きます。
最後の最後に乗るのは宇都宮線でも数少ない大宮始発です。

普段と変わらない乗車率なのに今まで東北にいたからか多く感じてしまいます。
そして蓮田到着のアナウンスがされました。
初日の夜は「ＭＬ仙台」の車内から同じ風景を見たときは”旅の始まり”の期待感がありましたが、今は旅の終わりを感じます。
列車は蓮田のホームに滑り込み、ゆっくりと停車しました。そしてドアが開きました。

さてと、日常に戻りに行くとしますか。