×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

211系

所有会社 JR東日本・東海 走行路線 東北・高崎・東海道線 制御 界磁添加磁制御
デビュー 1986年 最高速度 110km/h(120km/h) シート ロングシート・セミクロスシート
車種 近郊型直流電車 ドア 両開き3ドア 私の好感度 ★★☆☆☆


宇都宮線・蓮田駅にて


この車両が活躍しているツノミヤ(東北)線の地元民ですが、実はこの車両はあんまり好きじゃなかったりします。

JRにおいて、この車両自体は知らなくても、この顔は知っているでしょう。いかにも関東私鉄(特にO田Q)パクリといった前面ですが、この手の顔はJRや小田急だけではなく、東武などが採用しています。
JR内でもこの列車のほか、姉妹列車といえる213系や、JR東日本だけでも701系・719系・E127系・415系のステン車やキハ30系までが、方向幕などの位置などが違えどほぼこのスタイルだといえるでしょう。
私が思うに、ただ単にO田Qのパクリではなくて、201系や205系のスタイルに貫通扉をつけたら自然とこういう風になるのかな?と思っています。つまり一時期の流行のひとつですね。

ただ、外見はいいんですよ、外見は。問題は中からの展望が既存の車両と変わらないことです。これはよく見れば外からでも分かりますが、他の列車はキハ30系や415系を除いては前面ビューがもっと広いです。最低でも助手席側は広くなっています。しかし211系は変わりません。さらに運転室のすぐ後ろにもロングシートがあり、快適なかぶりつき(?)を楽しみたい時は実質的には真ん中の貫通扉から見るしかなく、これでは十何年前に作られた113・115系と変わらず、この場所は相変わらず混雑します。

STAiNLESS211

長くなりましたが車両自体の解説です。この車両は1985年に東海道線東京口に現れ、その後宇都宮・高崎線に投入され、さらに名古屋あたりの東海道線に投入されました。

それまではこの辺は113・115系が占めておりましたが、時代は201系にはじまり205系に受け継がれた回生ブレーキや205系に導入されたステンレス。つまり113・115系の時よりかはだいぶ進化した技術が生まれていた時でした。で、近郊型としてこの車両が生まれることになりました。

片側3ドアの典型的近郊型ですが、セミクロスシートタイプとロングシートタイプの2種類があり、国鉄時代は基本編成がセミクロスシート、付属編成がロングシートと分かれていて、初期は2種類とも作っていました。その後JRに引き継がれた時に増備された車両は基本編成も含めてロングシートになりました。
ちなみにこの時に113・115系のように暖地用・寒地用で分けていた形式名を統一し、〜番台という風にしました。

211系はこれでいて結構いろいろなタイプがあり、上記のように暖地用や寒地用、セミクロスシート、ロングシート、JR東海仕様、213系からの改造車も211系に加えられました。数字で表すと

形式名 仕様 座席 走行路線 特徴 車両数
0番台 暖地・平地用 セミクロス 東海道線東京口 初期のタイプ。2階建てG車もある。 10両編成6本
1000番台 寒地・勾配用 セミクロス 宇都宮・高崎線 ↑の寒地用。G車なし。 5両編成11本
2000番台 暖地・平地用 ロング 東海道線東京口・名古屋地区 0番台のロング版。名古屋にもある。 10両編成8本 5両編成14本 4両編成2本
3000番台 寒地・勾配用 ロング 宇都宮・高崎線 1000番台のロング版。 5両編成62本
5000番台 名古屋仕様 ロング 東海道線名古屋地区 名古屋版。都市用でトイレなし 4両編成?本
6000番台 213系転用 ロング 東海道線静岡地区 213系の足回りを211系に改造。 9両(編成ではない)
クモロ211形
モロ210形
グリーン車 クロス ?(旧マリンライナーG車) 旧マリンライナーの電動G車だった。 2両

となります。めんどくさいので説明も表にします。

形式名 説明
0番台 この形式で唯一の10両編成で、G車が組み込まれています。クロスシート車ですが、JRになってから増備を2000番台に任せたので数は少ないです。
1000番台 ↑の車両の寒地用で、半自動ドアなどの寒地用設備がついています。↑の車両と同様、基本編成です。しかし5両編成と関東では短く、外見では基本編成とは分かりません。JRになってからは3000番台が増備されるようになり、この編成は比較的数が少なくなっています。
2000番台 0番台の増備用という立場上、近郊型では初めてのロングシートでした。そしてJRに入ってからはロングシートが買われ、こちらが10両編成で増備されるようになり、一気に数が増えました。そして名古屋地区にも4両編成2本が投入されました。こちらは最初は青色の帯に白のピンストラップという塗装で、けっこう独特でしたがJRになり、他の211系と同じ塗装になりました。
3000番台 1000番台同様、寒地用です。いちおう増備用でしたが基本編成のロングシート版といった感じだったんでしょう。そしてJRになると本当に基本編成となり、増備されました。ちなみに宇都宮・高崎線では5両編成という列車はなく、すべての列車が基本編成+付属編成の5+5(+5)で運転しています。ちなみにこちらは東海道線の平屋のG車が転用され、17編成に編入されるそうです。
5000番台 JRになってから作られた名古屋向けグループで、4両編成です。都市列車なのでオールロングシートでトイレはなく、通勤タイプみたいでした。また、前面ガラスの視野を拡大しています。また、このグループ内でも3種類あり、1989年から増備された5300番台は中央西線の快速向けにクハ210形にトイレを設置。5600番代は中央西線中津川以北や身延線を眼中に入れ、屋根をわずかに低くし、狭小トンネル用のパンタグラフを装備しています。
6000番台 こちらもJRになってからのもので、213系5000番台を1M仕様のクモハ211形に改造したものです。といっても足回りを211系にしただけです。9在籍。
クモロ211形
モロ210形
結構知らされてない事実ですが、旧マリンライナーの先頭グリーン車は211でした。後ろは213系でしたが、G車は銅製で重たいため、211形の足回りを使ったということです。

で、私がこの車両にいい印象がないのは、な〜んとなく車両のつくりが粗末なように見えるからです。特にあのクロスシートの座席がべかべかでいかにも手抜きという感じです。湘南新宿ラインで移動するときもむしろこちらよりE231系のほうが来ることを願っていました。いまでは湘新ラインがE231系に統一され、なんだかほっとしています。仙台地区の719系もおなじシートですが、配置が違うし、仙台というブランドがあるのでまだましですが、211系はなんかなぁ。

しかしちょっと前は宇都宮線は115系のほうが多くて211系が珍しかったから「たまには211系こないかな〜」とか思ってましたが、今は「E231系こないかな〜」とか思ってたりして、成長するってすごいんだなぁ〜って思いますね(しるか)


車両解説に戻る

"旅始駅〜鉄道旅行のターミナル〜"was written by 209-0