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215系

"215 system"belong to East Japan Railway Company

DATA

湘南新宿ライン 新宿駅にて
現在はもっぱら通勤ライナーや臨時快速などに充当されている

所有会社 JR東日本
デビュー 1992年
走行路線
(臨時は除く)
通勤ライナー・臨時
最高速度 120km/h
制御 界磁添加励磁制御
シート ボックスシート
車種 近郊型直流電車
ドア 片開き2ドア
私の好感度 ★★★☆☆
 

コメント

国鉄から民営化され、新たにJR東日本としてやっていくことになり、乗客へのサービスを強化することになりました。

そのうちのひとつが”着席通勤”でした。特に東海道本線などの中距離路線となると、結構距離があるところから立たざるを得なくなるということで、大変だったようです。

で、首都圏特有?のそんな状況をほおっては置けないJR東日本が作ったのがこの車両です。
10両編成4本が製造され、5両編成の付属編成も作る予定だったそうですが、どうやらもう作らないようです。

最初に投入されたのが東海道線快速「アクティー」でしたが、この車両の最大の欠点である”片開き2ドア”が功を奏し、乗降時間にかなりの時間がかかりました。
それを最高速度120km/hの性能をフルに使ってカバーしてきたのですが、それでもダイヤの乱れは解消されることはなく、ついに「アクティー」の運用から外されました。

その後しばらくは湘南新宿ラインの新宿以南の運用にひっそりと入っていたのですが、その湘南新宿ラインがE231系に統一されることになり、またまたこの運用から去ることとなりました。

そして現在は東海道線系統の通勤ライナーと休日の中央線「ホリデー快速ビュー山梨」としてほそぼぞと活躍しています。

DDR ■■■ 215

一番の特徴はやはりオール2階建てということでしょう。

車内は定員増加を狙ったボックスシートが2階・1階・平屋部分に並んでいて、時代が時代なら少し優れた急行用として運用されていたのではないかという感じですが今は現代。ばりばりに普通列車の運用についています。

で、そのボックスシートですが、シートピッチがまた想像以上の狭さで、いかにも定員増加といった雰囲気があります。それでもこの首都圏で追加料金なしで2階建ての車両に乗れるというのはこの上ない魅力です。

東海道線に投入する目的があったことからグリーン車もついています。4・5号車がそれにあたり、この車両だけは回転クロスシートが装備されています。

ちなみに、普通車とグリーン車ではドアの幅が違うそうです。普通車が900mm、グリーン車が800mmだそうで。

最高速度は120km/h。モーターなどの走行機器は211系のものを基本としていますが、最高速度の引き上げのために少し変化があります。

車体の作りにも工夫があり、車体限界をギリギリにしておきながらトンネルが小さい中央本線にも入れるような車体断面をしています。
さらに、総武線東京駅地下ホームにも入れるように、ATCもさりげなく搭載しています。

2DOOR  COMMUTER LINER

オール2階建てというのは他にE1系などの例がありますが(E1系登場は215系の2年後)、新幹線車両は幅員が広く取れるので走行用の機器の置き場に困りません。しかし在来線ともなるとそんな余裕はないのです。

ではどうしたかといえば、両端の車両の1階部分に集約させるという手に出ました。

で、「10両編成の車両でモーター車が2両だけだと動けないよ」ということが危惧されますが、実はモーターだけなら他の車両で搭載してもなんとかなるらしく、2・8号車にもモーターが引っ付いています。

ちなみに、信号などの関係があるのか、新宿以北に顔を出したことはありません。

HOLIDAY ■■ RAPID

普通列車でオール2階建てというのはすごいことなのですが、この首都圏において片開き2ドアというのは相当の無理があったようで、日常的な普通運用からはどうしても敬遠されがちな車両となってしまいました。

この際だからシートなどの内装をゆとりあるもの(転換クロスがいいかな?)にして郊外の運用につかせてはどうかと思うのですがどうでしょう?

 
 

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"旅始駅〜鉄道旅行のターミナル〜"was written by 209-0