路線データ
line data

区間
section
距離
distance
複単線
tracks
電化
erectrify
種別
kind
車両
cars
大宮〜高崎
Omiya~Takasaki
74.7km 全線複線
all line double track
全線直流
all ilne D.C
普通・快速・特別快速・通勤快速・特急
Local・Rapid・special Rapid・Commuter Rapid・Limited Ex
211系・E231系
183系MLえちご
185系
水上・草津・あかぎ・ホームタウン高崎
485系
能登・ホームライナー鴻巣
14・24系(北陸・あけぼの)

歴史 histry

1883年に日本初の私鉄である日本鉄道という会社が上野〜熊谷を開業したのが始まりです。現在では東北本線として分けられている上野〜大宮大宮以北は、実は同じ路線として作られたのです。
翌年には前橋まで開業し、現在の形が出来ました。

もともとは東海道線の起点である新橋から延伸した形で線路を作る計画があったそうですが、予算の都合もあり、上野がターミナルとなったようです。

日本鉄道は1906年に国鉄に買収され、1909年に大宮〜高崎が高崎線となったのです。

運用状況 apply state

・普通列車

高崎線で使われる普通車両は宇都宮線と共通運用の211系とE231系近郊型。ただし、同線を管轄している新前橋電車区に211系が所属しているため、割合としては211系が多くなっています。
ちなみにE231系は小山に所属しているため、宇都宮線ではE231系が多いです。

高崎線の211系は基本編成でもロングシートとなっている車両が多くなっています。

普通列車は基本10両、付属編成を連結した15両編成の2種類があります。15両編成の列車は全列車が籠原で切り離して10両編成となります。

・快速列車

通常、高崎線を走る快速列車は全部で4種類あります。

●快速アーバン

この列車は平成16年10月の改正までは1時間に1本走っていましたが、現在では朝の時間帯と休日の通勤快速の立替でのみ、上野発の快速として走っています。

●快速・特別快速

これらは16年10月改正から登場しました。快速といっても、快速運転するのは湘南新宿ラインの区間だけで、高崎線区間は各駅停車です。
特別快速というのは、それまで1時間に1本走っていた快速アーバンに変わり、アーバンと同じ停車駅+北本という停車駅で走っています。

湘新ライン快速・特別快速だけは車両の運用が違い、東海道線の車両を管轄している国府津車両センターに所属するE231系が運用に入っています。ちなみに他の列車は小山所属です。

●ムーンライトえちご(夜行)

ML類の列車はほとんど臨時ですが、この列車は「MLながら」と同じく毎日運転されています。
高崎線内では大宮高崎のみに停車しています。使用車両は特急型の183系です。

また、高崎線には「ホームライナー鴻巣」という通勤ライナーもあります。

・特急・急行列車

この線は日本海側と関東を結ぶ重要な路線であるため、一流の長距離特急が走る路線でしたが、新幹線の開通などで廃止が相次ぎ、現在走る特急列車は通勤特急に近い列車となっています。

草津・水上」は東京と温泉地を結ぶ列車。「あかぎ・ウィークエンドあかぎ」は東京・新宿前橋を結んでいます。
これらの列車には酷評が目立つ185系が使われていたり、停車駅が急行時代と大して変わらないことから、典型的な通勤特急といえます。ただし「草津・水上」は列車の性格から、観光に便利な時間帯?となっています。
通勤特急なため、14両という長い編成で走る列車もあります。

その他、日本海側に直通する夜行特急・急行が運転されています。「あけぼの」「北陸」は寝台特急、「能登」は全国で珍しくなった夜行急行です。

沿線の様子 along the railroad line

高崎線と呼ばれるのは大宮から。上尾付近は住宅街を走る感じですが、ところどころ開けたところもあります。この開けたところが、北上するにつれて多くなってくるわけです。

鴻巣までは市の中心駅がほとんどで、快速停車駅の設定にもある程度苦労がいるようです。特急もこまめに停車していく区間です。

鴻巣からは開けたところの方が多くなります。北鴻巣は駅の左右で様子がかなり違います。片方が団地でもう片方には田畑が広がります。空き地もちらほら。

上野から下ってくれば、吹上は初めての”町”となります。近々鴻巣市と合併する予定ですから、初めての”町”はもうすこし遠くなることになります。

そして行田・熊谷と続きます。行田は市のはずれにある駅。行田市の中心駅は秩父鉄道になります。
その秩父鉄道と交差した後、熊谷になります。熊谷は北埼玉の中心部で、関東地方の天気予報でも名前を見ることが出来ます。新幹線も停まります。

熊谷からは田んぼや畑が良く見られます。次の籠原では高崎線の半分ほどの列車が折り返たり、分割して編成を短くしたりします。15両編成の列車は籠原以北に乗り入れることは出来ません。

深谷はねぎで有名なところ。駅舎は東京駅のようなレンガ造りとなっています。これは、東京駅のレンガを作った会社が深谷にあったところからきています。関東駅100選に選ばれています。

岡部は”町”にあります。先述した吹上町が鴻巣市に合併されれば、この駅が初めての”町”となります。

本庄は同じ市内に新幹線の本庄早稲田駅があるところ。早稲田大学付属の高校があります。

次の神保原が埼玉県最後の駅になります。所在は上里町。高崎線は路線のほとんどが埼玉県内となっています。

川幅の広い利根川を渡ると群馬県に入ります。群馬県に入って初めての駅は新町。所在は”新”町となります。意外ですが開業当初からあった古い駅です。

新町〜倉賀野の間には北藤岡という駅があり、高崎線に所属する駅ですが八高線の列車のみが停車する無人駅です。
その八高線と分岐するのが倉賀野。貨物列車が構内に停まっている姿を見ることもあります。

そして終点の高崎に着きます。

コメント comment

この路線、路線名は高崎線ですが上越線と組んで新潟、さらには北陸方面へと、日本海と関東を結んでいて、さりげなく重要な路線です。さらに、長野新幹線開業以前は信越線と組んで長野までつなぐ、さりげなく重要な路線でした

しかし、上越・長野新幹線が開通してからは、その重要さはもう夜行列車や貨物列車のためだけにあるといった感じになってしまいました。信越線に至っては、途中の碓氷峠区間が廃止になり、もはや地元の人のためだけの線となってしまいました(もちろん例外あり)。まぁその辺はここでは省略するとして・・・

で、今の高崎線は、主に通勤通学など、東京大宮などに用がある人が使っているようです。昼間の長距離客はほとんどいないはずです(もちろん例外あり)

昼間の長距離客はいないと思いますが、夜の長距離客は結構あると思います(実際見たことが無いのでどれくらいいるかは知りませんが)。まぁその辺は上越線の方で紹介するとしましょう。

そして、ラッシュ時の混雑が多いようです。いつも宇都宮線から横目で見てますが・・・(もちろん宇都宮線も相当混んでますが)

湘南新宿ラインは、東海道線の小田原まで直通しています。宇都宮線の直通列車と違って、大崎を出たら快速として西大井新川崎保土ヶ谷東戸塚を通過しています。東海道線の停車駅にあわせてるつもりなのでしょうか?

感想は・・・この路線、なんか新鮮味が無いんだよなぁ。車両が宇都宮線と同じだし・・・

まとまりの無い文章ですね。申し訳ないです。


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"旅始駅〜鉄道旅行のターミナル〜"was written by 209-0