新潟は米どころで有名だ。その様子はもちろん上越新幹線からも見受けられる。ルート上、トンネルが非常に多い上越新幹線だが、この辺はトンネルはほとんどない。広大に広がる田んぼを存分に見られるわけだ。
この写真を撮ったおよそ9時間後に新潟中越地震が発生し、上越新幹線で脱線事故がおきた。
中央本線は東京からの特急列車が多く走るものの、その多くの区間は山岳路線だ。
沿線に大都市は少ないが、こういった山々を見ながらの旅が首都圏から気軽に楽しめる。
日本3大車窓に選ばれ、昔から難所として構えてきた姨捨付近。現在では高性能な車両が登場し、この区間が難所だということすら感じられなくなっている。
線路こそ除雪がされているものの、脇を見ればその積雪量は一目瞭然。
豪雪地帯ではこれだけの積雪があっても列車はダイヤ通り運行される。
上越線の新潟県内では3月になってもかなり雪が残っている。撮影した時はスキーに行く途中だったというほどだ。
この雪もだんだん解けていく。
谷の中を進んでいく上越線では、右も左も山が広がる。
だからといって走りにくいローカル地区というわけではなく、関越自動車道・上越新幹線・国道17号線といった幹線が併走している日本の動脈だ。
それに加え、沿線にはスキー場が多く、人の動きは大きい。
車窓からの風景へ
"旅始駅〜鉄道旅行のターミナル〜"was written by 209-0