宇都宮線に新しく導入されたATOSの様子です。
いきなりですが3番線のホームの電光掲示板です。 「回送」と出てますが、もちろんこれもATOSによるものです。英語表記では「out of serving」と半角2行でちまちまと表示されます。 |
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これは新宿駅にも同型のもの(大宮駅先着列車・新宿駅のものはフルカラーLED)がありますが、湘南新宿ラインの電光掲示板があります。 新宿駅先着列車とあるのは、似たところを走り、池袋〜新宿〜大崎を併走する埼京線と比較するためだと思います。当然埼京線のほうが早くつく場合もあり、この写真を撮る寸前までは埼京線の通勤快速が表示されていました。カメラを構えたら変わってた・・・。 新宿駅先着列車という表示は、新宿に行く上でけっこう便利だったりします。ただダイヤが乱れたときには表示されないのが難点です。(下の写真) |
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ちなみにATOS導入以前はこのようになっていました。 | |
コンコースにあるタイプの掲示板です。ちなみにこれは新幹線連絡改札北口の前についているものです。 この駅のコンコースにはATOS導入以前から、ATOS対応の電光掲示板をつけていましたが、非連動でした。つまり情報は手動だったってことです。 で、ATOS導入に伴い、連動するようになりました。その際に表示方法がATOS方式に変更されています。ちなみに3段です。 ちなみに2段目の札幌行きの特急というのはもちろん・・・ |
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はい。寝台特急「北斗星」です。愛称がついている列車は、このように車両数と愛称が交互に表示されるようです。そうしなくても空きスペースがあるだろうが・・・。 蛇足ですが、途中駅からの乗車ができないホームライナー系の列車の表示もちゃんとありますが、時刻と行き先と列車愛称名以外は表示されていません。 |
・・・ATOS導入以前は、ある程度の規模の駅以外には電光掲示板がなくて不便なところもありましたが、導入によりだいぶよくなりました。 そして、より複雑なダイヤが組めるようになり、今後の増発などが期待できますね。 しかし、ほとんどの情報が自動で行われていると、人による案内などが大幅に減り、時々ある駅員の案内がなんだか温かみのあるものに感じました。(その駅員にしてみれば手間が減ったのでしょうが) 今後、ATOSは首都圏のあらゆる線区に投入され、ますます発展することでしょう。 |
一言コラム:普通の人は電光掲示板なんてほとんど見ない |
"旅始駅〜鉄道旅行のターミナル〜"was written by 209-0