路線データ |
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区間 section |
距離 distance |
複単線 tracks |
電化 erectrify |
種別 kind |
車両 cars |
羽前千歳〜仙台 Uzenchitose~Sendai |
58.0km | 全線単線 all line single track |
全線交流 all ilne A.C |
普通・快速 Local・Rapid |
701系・719系 |
歴史
この線は、山脈をはさんだ線としてはよくある、両側から建設されたいった路線です。
1929年に仙台〜愛子間を仙山東線として開通。1933年には反対側の山形(羽前千歳)〜山寺間を仙山西線として開通させました。1973年には東線を延長し、さらに山脈を貫き、全通しました。
また、この線は交流電化の実験をするため、日本で最初に交流電化した路線ということでも知られています。それについてはこちらでどうぞ(プラウザの戻るで戻ってください)
運用状況
使われてる車両はおもに719系で、普通・快速とも同じ車両です。701系も使われてますが、これは朝夕のみで、他の時間帯には使われないようです。701系の運用の方法としてはけっこう珍しい使い方ですね。
沿線の様子
仙台をでて、愛子を出るまでは仙台の町並みを通りますが、愛子を出てからはしだいに住宅が減っていき、そして山の中へ。
作並は付近に作並温泉があるので快速も止まります。もうこの辺までくるととても人口100万人の大都市の市内とは思えませんね。
そして仙山トンネルへ。このトンネルは面白山トンネルともいいますね。宮城と山形の県境であります。
トンネルを出るとすぐ面白山高原につきます。もともとは信号所でしたが、今では全快速が止まるという華麗な転身を遂げています。が、駅は閑散としています。
山寺は、奥の細道で松雄芭蕉が立ち寄った事で有名な立石寺(山寺)がそびえたち、ホームからもその様子が伺えます。
「静けさや 巌(いわ)に染み入る 夏の虫」の句は有名です。
山寺を過ぎたら山形はあっという間で、山形新幹線も走る奥羽本線と羽前千歳で合流したらあっという間に山形です。
コメント
仙台〜羽前千歳間は長さにして58キロあるのですが、通過する市は両端の仙台市と山形市のみという珍しい路線です。しかしその存在は大きく、都市間輸送で活躍しています。が、この区間にもあの強敵が・・・
そう、高速バスの存在です。安さと本数が売りの高速バスの台頭で、仙山線の通しの利用客は減少しているといいます。しかし、鉄道特有の安全性と定時制を武器にまだまだ活躍しています。(ちなみに私は始めての訪問で、定時制に裏切られた経験があります)
蛇足ですが、仙山トンネルの北側の面白山と南側の南面白山は、仙石線の仙山トンネルによって区分されてるそうです。かなりどうでもいいことですが。
"旅始駅〜鉄道旅行のターミナル〜"was written by 209-0