田端〜池袋〜新宿〜渋谷〜品川〜東京〜上野〜田端(環状)

運用状況
区間 種別 車両
全線(貨物線を除く) 普通 205系、E231系500番台
山手貨物線(旅客用)(臨時除く) 普通・快速・通勤快速・特別快速・特急 205系(埼京線仕様)
E231系1000番台
185系、251系、253系
りんかい線70−000(ななまん)系

歴史

この路線は、日本鉄道によって作られました。
最初は当然完乗運転はしてなく、品川〜池袋〜赤羽を山手線として走り、東海道本線と東北本線を結んでいました。その後、池袋〜田端が支線として開通。その後池袋〜赤羽が赤羽線として独立し、池袋〜田端が本線となりました。

さらに、環状運転を始める前は中央線を巻き込んで「の」の字運転を行っていたらしいです。

 

運用状況

この路線、正式には田端〜新宿〜品川が山手線、田端〜東京が東北線、東京〜品川が東海道線となっています。しかし、山手線では環状列車に専用の路線が用意されていて、他の線とは隔離されています。

また、田端〜田町(品川)は京浜東北線が、品川〜駒込は山手貨物線がそれぞれ併走していて、山手線単独区間(複線区間)は駒込〜田端のみとなっています。
京浜東北線は日中は併走区間内を快速で走り、また山手貨物線は池袋〜大崎まで埼京線が走っており(山手貨物線は駒込〜池袋は湘南新宿ライン、大崎〜品川はNEXやSW踊り子が走る)、この区間では併走線は快速線、山手線は緩行線の役割を果たしています。

その京浜東北線と山手線は方向別複々線になっていて、相互の乗換えが簡単に出来るようになっていて便利です。さらにこれらの線は渡り線でつながっており、容易に乗り入れできることから、年に1度のリフレッシュ工事のときは京浜東北線の路線に山手線車両が、山手線の路線に京浜東北線車両が走る光景が見られます。

 

コメント

このページを見るような人でこの路線を知らない人はおそらくいないでしょう(見ない人でもだいたい知ってるはず)。新幹線と並び日本の鉄道の代表のような路線です。もちろん利用客は日本一多いです。

なぜこの路線が有名なのか。それはいうまでもなく、首都東京から日本中に延びる長大幹線の起点ターミナルを結ぶ環状線だからでしょう。もちろん東京を走る路線という事での知名度や、日本にはわずか2つしかない完全な環状路線の1つ(もう1つは大阪環状線)だという珍しさもあるでしょう。

また、この路線を走るE231系500番代の車内には、2つの画面が各ドアの上に取り付けられています(205系の6ドア車のドアの上にも付いてたかも)。そして片方には次の駅の乗り換え案内などの駅の情報が、もう片方には企業などの広告が流れています。それらの情報は各ターミナルから無線LANによって随時更新されています。こういった豪華なシステムが出来るのも日本の看板路線である山手線ならではです。

ともかく、この路線は乗車率が高いのですが、特に多いのはやはり上野〜東京間でしょう。この区間は東北・高崎・常磐各線のターミナルであり、北の玄関口と呼ばれてる上野と、東海道・中央・横須賀・京葉各線(+新幹線)のターミナルである東京を結ぶのですが、この区間を走ってるのは新幹線を除けば山手・京浜東北線のみなので、ラッシュ時になれば、いくら運転本数が多い両線でもかなり混雑します。他の区間もやはり東京都区内を走るからか、乗車率が高いようです。

まぁなんだかんだ言ってJRで唯一東京から一歩も出ない線なのでした。(変な終わり方だなぁ)


路線案内に戻る

"旅始駅〜鉄道旅行のターミナル〜"was written by 209-0