0501E 冬旅行-信州・仙台の旅 その3

今回の旅列車[0501E]は

1日目の [その1] [その2] [その3] と、

2日目の [その4] [その5] [その6]

に停車いたします。


今回のピックアップローカル線 飯山線

十日町はほくほく線との接続駅 十日町にて
7.Affect from earthquake
Listen to 「愛内里菜」(AL:「SingleCollsction」)

そのまま谷の中を進みますが、ふと気づくと建物が多くなってきました。越後水沢の駅表を見ると、十日町市に入っていました。いつしか雪は止んでいました。

そして十日町着。乗り継ぐぜ・・・と思ったそのとき、駅の時刻表を見て愕然。「新潟中越地震でダイヤが変わってるよ・・・
で、1時間待たされるハメに。まぁ一時間なら余裕っしょ。

ちなみに、さっきの列車に乗っていた人のほとんどがほくほく線特急「はくたか」に乗り換えていました。ダイヤ変更に気づかなかったのは自分だけでしょうか(バカだね♪)
いづれにせよ、動いているなら飯山線に乗るつもりでしたが。

とはいうものの、駅前こそ商店街が延びていますが、雪が積もっているので進む気がせず、やっぱり暇です。
というわけでほくほく線でも撮ろうかと思い、ほくほく線ホームへ。一応「ゆめぞら」号を撮ったのですが、次の列車が来るころにはもう遅い。
ってわけで、さっさと引き返し、越後川口行き(前の列車と同じ車両)に乗ります。

雲の切れ目から青色が見えるようになりましたが、雪はまた舞っています。

ふと、待ち合わせの救世主を持ってきてることを思い出しました。こんなときのための「数学Uの宿題(核爆 こんなとこに持ってくんなよ!)
本当は帰りの上越新幹線でやろうと思ったんですがね。

しかし、宿題も終わらぬうちに発車となりました。だんだん晴れ間が見えてきました。

そういえばこの辺は新潟中越地震の影響を受けたところ。飯山線も実は最近復旧したばかりで、列車も徐行運転をしています。
沿線に1ヵ所だけ仮設住宅が建っているところを発見しました。

トロトロ進みながら見えてきたのは関越道。これが出てくるって事は・・・そうです。もうすぐ終点の越後川口です。

魚野川を渡ると上越線と合流。飯山線の終点、越後川口に着きました。


ほくほく線は飯山線とはずいぶん違う。 十日町にて

数学の教科書は普通旅行には持ってこない 十日町にて

飯山線は除雪もちゃんとされている 飯山線にて

魚野川を渡ったら上越線はちかい 飯山線にて

 


雪深い越後川口駅 越後川口にて
8.Joetsu line & Shinkansen"Toki" & Rapid "Rabbit"
Listen to 「倉木麻衣」(AL)

越後川口で30分のインターバルの間に、さっきの宿題を終わらせます。
待合室にはストーブが置いてあり、1問を残して終わったところで発車5分前に。

ホームに上がると、程なくして長岡行き115系が来ました。新新潟色。
上越線も地震の影響をもろに受けたので徐行運転&一部単線運転です。

よくみると新新潟色の115系は塗装変更だけではなく、車内の更新を受けていたみたいです。綺麗になっていました。

外はもうすっかり暗くなっていました(17:30)。よく見れば地元の人はみんなゴム長靴かブーツで、よそ者はすぐに分かるようになっていました。
外が暗いのと、疲れがあったので、その後は寝ていました。

そして長岡着。今まで雪深いところばかりを走っていたので、久しぶりの大都市になんだかほっとしました。
ちょっと駅の写真を撮った後にはもう帰宅しかありません。というわけで新幹線ホームへ。綺麗な待合室で待ちます。

それでは待ち時間の間にひとつ。
長岡城というのを聞いたことがあるでしょうか。江戸時代に建てられた城です。しかし戊辰戦争のときに焼失し、その後明治3年に城跡に鉄道が敷かれ、その場所に出来た駅が「長岡駅」なんだそうです。かつて城があったところに、現在鉄道の駅があるというのは、全国的にも珍しい例なんだとか。

こうしているうちに「とき336号」が来ました。200系リニューアル編成です。
新潟中越地震発生から3ヶ月あまり。ちょうどあの日の朝に上越新幹線に乗ったのを思い出します。
今回の旅の特急で唯一の自由席に乗りますが、車内はかなり空いていました。

外を見てもトンネルや闇ばっかりなのですが、なぜか眠ることなく高崎まで起きてました。
この列車は高崎からは各駅に停車するタイプの列車で、その後本庄早稲田熊谷と停車していきます。
しかし熊谷を出たあたりから、眠たくなってきて、とうとう寝てしまいました(20分ぐらいで大宮に着くのに)

ふと起きると、大宮の駅名表が見えました・・・やばっ!降りなきゃ。
というわけで急いで荷物を回収し、ホームに下りると列車はしばらくして発車していきました。
まぁ乗り過ごしても土日きっぷだから違反じゃ無いですけどね。

で、新幹線自動改札をでたら、いつもの通学時と同じ風景に戻りました。それでも旅の途中ということで、旅行の雰囲気は消えずに残りましたが。
で、階段上のLED案内表示板をみると、快速「ラビット」の文字が。

宇都宮線の快速「ラビット」は湘南新宿ライン快速が登場するまではほぼ1時間に1本と盛況を見せていましたが、大宮以北の停車駅が同じである湘南新宿ライン快速が登場してからは数がめっきり減り、「ラビット」は朝夕の時間帯や通勤快速の休日のスジを走るのみとなりました。
自分にとって「ラビット」はとても愛着があり、そういう意味でも今回「ラビット」に乗れたのはうれしい限りでした。

その「ラビット」で今日は蓮田に帰り着きました。蓮田ではなつかしの湘南色115系&荷物車が試運転で止まっていました。


越後川口は飯山線と上越線の接続駅 越後湯沢にて

中越の大都市、長岡 長岡にて 

青色のスタイリッシュな新幹線待合室 長岡にて

この駅は長岡城跡に作られた駅だ 長岡にて

試運転で使われた115系 蓮田駅にて

次は 2日目 その4 にとまります。日付が変わります。ご注意ください。

1日目・・・[その1] [その2] [その3]

2日目・・・[その4] [その5] [その6]

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