0501E 冬旅行-信州・仙台の旅 その5

今回の旅列車[0501E]は

1日目の [その1] [その2] [その3] と、

2日目の [その4] [その5] [その6]

に停車いたします。



あれからもう5年もたつのだ 新庄にて
13.Go to Mogami park and wait in Shinjo
Lesten to 「GARNET CROW」

ここで1時間55分のインターバルがあります。というわけで駅から歩いて15分ほどのところにある最上公園に行くことにしました。

途中の歩道がアイスバーンになっていたりしまして、いかにも”雪が降るところ”を歩いている気分です。
氷をけりながら歩くなんて関東じゃめったに出来ません
(笑

車道にはスプリンクラーのような、水がちょろちょろ吹き出る装置があったり、そうでなくても除雪が必要だったようで、歩道に雪が積まれていて通り方が分からないところがあったりで、いろいろ面白かったです。

そして何とか最上公園に到着。が、しかし。神社らしきものが発見できたものの、雪が積もっていたのでなにがどうなっていたのかよく分かりませんでした。

そんなところで20分もフラフラしたのち、しょうがないのでもと来た道を駅へともどります。

この行程で1時間経ちましたが、それでもまだ55分もの待ち時間があります。
なので駅の反対側にあるという最上中央公園にも行こうかと思いましたが、どうせ最上公園と同じように雪が積もってそうなので、やめときました。
駅からすぐのようでしたが。

しょうがないので、時間帯もそろそろなので昼飯でも食べて暇をつぶそうと思い、ホームを見たらなんと50分も前なのに、すでに陸羽東線の列車が停まっていました。

昨日同様、立ち食いうどんを食べようと思って探したのですがホームに店はなく、外を探しても見つからなかったので、コンビニで買ったパンが今日の昼飯です。

書き忘れていましたが、山形〜新庄〜鳴子温泉はまだ私の未乗区間でした(そういうことはもっと早く書くべきだろが)

陸羽東線の新庄〜鳴子温泉はキハ110系の運用です。しかし、同じ陸羽東線のキハ110系でも鳴子温泉〜小牛田のそれとはまたバージョンが違い、こちらは陸羽西線仕様となっていました。どうやら鳴子温泉を境に、東西で運用所の管轄が違うそうです。

これから乗るキハ110系は西線仕様のほうで、一人乗り座席が回転します。

そいで、キハ110系は「風呂上りのにおいがするような」と前回3度目の正直・米坂線その3で書いたのですが、よく考えてみればこのにおい・・・硫黄だ!この車両は硫黄のにおいがするのです。いくら沿線に温泉が多い陸羽東線ですが、これは故意なのでしょうか?

で、昼飯を食べていると、改札時間がまだなのにも関わらず、どんどんお客さんが乗ってきます。休日の昼の時間なので学生さんも乗ってきて、席もそれなりに埋まってきます。

そうしてるうちに発車時間になりました。


歩道の雪が硬くなっている 新庄市内にて

どうしろと? 新庄市内にて

ここはつばさ延伸で駅が新しくなったらしい 新庄にて

このような並びが見られるとは! 新庄にて

 


雪が積もっているが、天気は問題ない 陸羽東線にて 
14.Go to Naruko hot spring by "Yukemuri line"
Listen to 「GARNET CROW」

さて、数人の学生や地元客を乗せ、列車は”ゆけむりライン”を進みます。

このキハ110系ですが、昨日の飯山線のキハ110系よりも新しく、車内もすっきりしているので私はこちらのほうが好きです。

しばらくは標準軌の山形線(奥羽本線)と併走します。
陸羽東線側にしかホームがない南新庄を過ぎてから、しばらくして山形線とさりげな〜く分かれます。

陸羽東線は山間部のローカル線にしてはスピードが出てます。きっとキハ110系の性能のおかげですよ。
そして、列車は相変わらず雪深いところを走ります。

ところで、この線は鳴子を筆頭に○○温泉や○○湯と改称した駅が多々あるのが特徴で、新庄側から瀬見温泉、赤倉温泉、中山平温泉、鳴子温泉、鳴子御殿湯、川渡温泉と、線内の25駅中の実に7つの駅が温泉とつく駅です。

そうして鳴子温泉に到着しました。私はここは2度目ですが、当時はなかった足湯ができていました(写真駅舎の両脇部分)。この足湯にはまた後で入ります。

そして早速温泉に入りに行きます。しばらく歩いてたどり着いたのが「滝の湯」。ここは温泉紹介のサイトで鳴子温泉の部門では必ずといってもいいほど出てきます。それほど有名な温泉であり、今回のターゲットとなったわけです。

さぁ入るぞ・・・とその前に、建物の脇に階段を発見。なんでも、「温泉神社」なるものがあるということで、入浴前に行ってみることに。

で、その階段にまた雪が積もっていて、あぶないったらありゃしない。
のぼりはなんとか問題なく上れました。上った先にはすぐ近くに神社がありました。

これが温泉神社かぁ、と訳も分からず感心していたのですが、せっかく来たのだから神社というからには拝んでいかなければ。と思ったのですが、温泉神社っていったい何を拝めばいいのでしょうか(笑

とりあえず目をつぶって手をあわせた後、引き返すことにしました。が、その行く手には例の階段が。
のぼりはよかったんですが、問題は下りです。スキー場もうらやむほどの”雪の坂”。前を歩いていた人なんかは何度もすべったりしていました。

そんな坂を荷物を持ちながら下りていきます。”雪の坂”は本当に段差が皆無で、ゆっくりゆっくり降りていきます。
途中の踊り場(のようなもの)からは階段の面影がわずかに残っていて、少しは降りやすくなっていました。
いや〜、入浴前でよかった(笑

さて、冷や汗をかいた後の温泉は果たしてどのようなものか?
入浴券は隣のそのまた隣の自動券売機で買います。
料金が思った以上にリーズナブルで、わずか150円ほど。こりゃ有名になるわけだ。
「どんな温泉なんだろう」と期待を胸に、隣の建物と勘違いしそうになりながら(笑)、とうとう建物に入ります。

中は脱衣場も浴場も広いとはいえず、ぇ〜そのいわゆる一つのぇ共同浴場です(^^;
狭いのに、さすが有名なだけあって人は多く、あんまりのびのびとは入れませんでしたが、なかなかいい感じでした。

で、その後例の駅前の足湯にも立ち寄り、それでも多少時間があったので、前回鳴子に来たときに行った温泉浴場でも見てこようかと探したり、はたまた駅の裏側が見えるところを探して歩き回ったりしていました(風呂に入ったばっかりなのに汗かきやがって)

そして鳴子温泉とはサヨナラし、また陸羽東線を東に進んでいきました。


温泉では有名なこの駅。足湯もできた。 鳴子温泉にて

温泉神社は何を拝むのか? 鳴子温泉郷にて

階段は雪が積もって危険だった 鳴子温泉郷にて

「滝の湯」は有名どころらしい 鳴子温泉卿にて

駅の裏手に広がる景色もなかなかだ 鳴子にて

次は 終点 その6 にとまります。

2日目・・・[その4] [その5] [その6]

1日目・・・[その1] [その2] [その3]

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