帰省物語もとうとう最終章。とうとう埼玉の自宅へ帰る日が来てしまいました。下関。楽しいところだったなぁと思い出に浸りながら、妹を連れ、親戚のおばさんに送ってもらい下関駅へ。

駅に着いたらまだ少し余裕があったので、みどりの窓口へ。なぜみどりの窓口かというと、乗車変更をするため。

それまで手に持っていたのは東京行き「のぞみ14号」でした。しかし、この列車は700系を使用する列車だったので、「せっかく新幹線に乗るんだし、一本遅らせてでも500系に乗りたいな」という願望が生まれました。それで前日にみどりの窓口へ行ったのですが、そのときはきっぷが取れなかったというわけです。で、今日になって再び挑戦してみた、というわけです。

結果はというと・・・やっぱり挑戦してみるものですね。「のぞみ14号」の1時間後の「のぞみ16号」（500系）の指定席券を、喫煙車でしたがなんとか窓側を確保することができました。しかもその席とは・・・ま、あとで分かりますよ♪

というわけで時間が1時間ほど空いたので、親戚のおばさんとともに駅前のデパートの最上階にあるレストラン街にあるうどん屋さんで昼食。ついでにいろんなお店を巡回しました。

で、そうしてるうちに本当の出発の時間がやってきてしまいました。いつのまにか自動改札に変わっていた改札にきっぷを入れました。ここでおばさんと別れ、自分は妹を連れてホームへの階段を上っていきました。

下関11：53発、行橋行き列車にのり、いざ小倉へ向け出発。JR九州持ち415系です。青色のチェック柄のロングシートに腰掛けます。
関門トンネルを抜けて門司、そして小倉と、あっというまに着きました。小倉で新幹線に乗り継ぎます。

で、小倉駅。早くついたので30分ほど待ち時間が出来ました。30分もすればいろんな列車が来るもので、レールスターなんかもやってきました。

で、今回は500系のぞみに乗るわけですが、もう1つの案としてレールスターで新大阪に行って、そこで500系のぞみへ乗り継いで東京へ、という作戦も考えてみたのですが、どうせレールスターはいっぱいだろうと思ってすぐに却下したのですが・・・そのレールスターは見た限りガラガラでしたよ・・・途中から乗る人が多いのか？

ま、それはともかく、ついにやってきました。のぞみ16号東京行き。500系。切符を見ながら乗ってみると・・・なんと先頭車の12番席。具体的にいえば、網棚が狭くてラックがついてる席。C席がないやつです。

そして出発。すぐに新関門トンネルに入り、新下関を通過、そして新山口へとあっという間に行ってしまいました。往路が普通列車の旅立っただけに、到着がかなり早く感じます。

さらに、天気よりも速い500系。小倉では曇りぎみ、新山口では小雨だったのが、あるトンネルを抜けたら眩しい日差しがさしていました。さすがだなぁ。

そして徳山。ここは通過駅ですが、ここ付近には160km/h制限のカーブがあり、250km/h超から減速し、カーブを通過してすぐ250km/h超までのものすごい加速を体感することができます。

それにしても、先頭に近いと空気を切る音がして、いかにも高速で走っているという感じがあります。

そして広島。だんだん速度が落ちるとともに街が広がり始め、そして停車です。0系こだまが停まっていました。

そして広島を出発。やっぱり新幹線も暇になりますね。だから通過駅の駅名表を読み取る、なんて事をしてました。あと車内のＬＥＤ案内表示機をみてたり。
それで、「山陽・東海道新幹線・・・」とか流れてくるから、（え、なにかあったの？遅れるの）と思ってたら、「・・・のご旅行にはぜひ活用ください・・・」だと。どうやらきっぷの宣伝だったようです。なんだよ・・・

気づけば新倉敷を通過しており、速度が再び落ちていました。「いい日旅立ち」が鳴り、岡山到着案内が放送されました。赤穂線、なんと懐かしい響きだろう。そして岡山着。

で、その後は私もすこし休み、気づいたら新神戸に到着。14：39。もう関西圏ですよ。

駅を出るとすぐに六甲トンネルに入りました。トンネル入り口付近で500系と思われる車両とすれ違い。

その六甲トンネルを出て、だんだん大都市らしくなってきました。都市高速、阪急、207系・・・もう大阪府内です。

そして新大阪着。小倉から2：00あまり。本当に速いですね。それに新大阪という響き。なんと懐かしい響きだろう。